軽自動車のフロント・リアドアのデッドニング
サービスホールの型取りをし、サービスホール用制振・吸音材の制作。
STEP
3
デッドニングの準備作業
インナーパネルの純正の防水ビニールシートに油性マジックでサービスホールの型取りをします。
①
防水ビニールシートに油性マジックでサービスホールの実寸の型取りをする。
②
ワイヤーロッドやパワーウィンドースイッチなどの配線の出口には印を付ける。
同様にすべてのサービスホールの型取りをし、次にブチルはがし作業をします。
①
ブチル粘着部分を残しインナーパネルから防水ビニールシート全体をハサミで切り取る。
②
残ったブチル粘着部分の防水ビニールシートをブチルゴムと一緒にゆっくりとはがしていく。
③
インナーパネルに残ったブチルゴムはブチルはがし用ヘラで削るよう取りのぞき、ブチル落としクリーナーとウエスでキレイに拭き取る。
サービスホールの実寸の型取り
ブチルはがし作業
座席シートがブチル粘着材などで汚れないよう透明ビニール袋(70ℓ)を被せておきます。またブチルはがし作業は手袋を装着して
作業 してください。
STEP
4
サービスホール用制振・吸音材の制作
インナーパネルのサービスホール用制振材(鉛シートまたはレジェトレックス)を作成します。
①
サービスホールの実寸の型取りをした防水ビニールシートに書き込んだ線に沿ってハサミでカットする。
②
サービスホール用制振シートに先ほどカットしたサービスホールの実寸の防水ビニールシートをあて、全体に約2cm大きく
なるよう油性マジックで制振材の型取りをする。同様にすべてのサービスホールの制振材の型取りをする。
※カットした防水ビニールシートは再利用しますので残しておきます。
③
サービスホール用制振シートを油性マジックで書き込んだ線に沿ってハサミでカットする。
※カットした防水ビニールシートやサービスホール用制振材のリケイ紙側にサービスホールの位置を書いておくと
便利です。またワイヤーロッドやパワーウィンドースイッチなどの配線の出口には印を付けておきます。
インナーパネルルのサービスホール用吸音材(エプトシーラー)を作成します。
①
サービスホール用防音シートに先程カットしたサービスホール用制振材をあて、全体に約1cm大きくなるよう油性マジックで
防音材の型取りをする。同様にすべてのサービスホールの防音材の型取りをする。
※防音シートの表面は油性マジックで書きにくいため、リケイ紙側に型取りをします。
②
サービスホール用防音シートを油性マジックで書き込んだ線に沿ってハサミでカットしていく。
※カットしたサービスホール用防音材のリケイ紙側にサービスホールの位置を書いておくと便利です。
③
あまった制振シートは、約50mm×125mm の長方形、約50mm×50mm の正方形にカットし内張り用とスピーカー周辺用の
ポイント制振材として利用する。
防音・制振シートをハサミでカット
カットした防音・制振シート
サービスホール用制振材・防音材の型取りの完了です。
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