軽自動車のフロント・リアドアのデッドニング
インナーパネル・サービスホールのデッドニング作業。
STEP
6
インナーパネル(サービスホール)のデッドニング作業
インナーパネルのワイヤーロッドの周辺処理をし、スピーカーホールより離れたサービスホールから順番に制振材・防音材を貼り付けていきます。
①
サービスホール用制振材の粘着面がワイヤーロッドやパワーウィンドゥスイッチの配線に付着しないようにスパイラルチューブを巻きつけ、制振材とインナーパネルの間にすき間が出来ないようにスパイラルチューブとインナーパネルの間に防音テープを貼り付ける。
②
サービスホール用制振材のリケイ紙をはがし、粘着面にカットした防水ビニールシートを周囲 約2cmの粘着面を残し貼り付ける。空気が残った場合には目打ちなどで防水ビニールシートに小さな穴を開け空気抜きをする。
※制振材をサービスホールに貼り付ける際には粘着面がアウターパネル側にむき出しになると粘着面にゴミが付着し
粘着面が窓ガラスに付着するトラブル防止のため制振材の粘着面にカットした防水ビニールシートを貼り付けます。
③
サービスホール周辺をパーツクリーナーで脱脂し、デッドニング用ヘラを使って制振材をサービスホールに貼り付ける。インナーパネル凹凸部分や制振シートとすき間が出来た場合にはアルミテープ(ブチルアルミテープ)で補強する。
※気温が10℃以下の場合はヒートガンで制振材(粘着面)とインナーパネルを温めながら圧着します。
④
内張りのドアポケットやドリンクホルダーがサービスホールの制振材に干渉する部分には、デッドニング用ヘラで制振材をアウター側に全体に凹みを作ります。
⑤
貼り付けた制振材の上から、サービスホール用防音材を貼り付ける。他のサービスホールから制振材の裏側に手を当てて防音材と圧着させる。
ワイヤーロッドの周辺処理
制振材の粘着面に防水ビニールシートを貼り付け
サービスホールに制振材を貼り付ける
ドリンクホルダー部分
このようにして、すべてのサービスホールを制振材と防音材を貼り付けていきます。
→
次の
STEP
に進む
・・
←
前の
STEP
に戻る
・・
Copyright (C) CastWan.com All Rights Reserved